
近年、3ヵ月や5ヵ月留学に出かける中高生が増えています。
多くの私立の学校は、留学制度を見直して3ヵ月や5ヵ月留学に行けるようになってきています。
夏季研修として2週間ほどの短期ですと、きっかけにはなり体験としては安心でいい経験になりますが、
どうしても英語力を一気に伸ばすには短すぎます。
そこで昨今、もう少し長めの期間で現地の高校の授業に入り、ローカル生徒と一緒に理科や歴史などを英語だけの環境下で学ぶことによって、
苦労も伴いますがその分大きく英語力や人間としての成長を遂げて帰ってくることが期待できます。
さらに1年留学は現地校で単位も修得します。
是非、皆さまも多感な中高生の機会に少し長めの留学に挑戦しませんか?
Q:留学って、ある程度英語ができる人、自立した人が行くもの? うちの子は心配で…
A:語学はあくまでコミュニケーションのツールですから、何を語るか中身が大切です。
親元を離れて生活する訳ですから、当然それなりの苦労も伴います。
「かわいい子には旅させろ」と言いますが、まさにこれが人としての成長にも繋がり、自信を持って
自分の意見をはっきりと日本語でも英語でも言える人になることでしょう。
心配は多々つきものですが、多感で柔軟な中高生ですから、親の心配をよそに、たくましく現地の生活に順応します。
実社会で生きていくうえで、「尊重・感謝・寛容の精神」 さらには「心の強さとしなやかさ」が必要です。
自立して生きていける基礎力を中高生時代に是非身につけてほしいと願います。
この留学経験が将来の選択肢を広げます。将来にわたって必ず活きてきます。
Q:留学に行くと、勉強が遅れる?大学の受験勉学に集中したい。留学は大学行ってからでもできる?
A:留学と大学受験は別物ではありません。つながっています。
大学で何を学ぶか、社会にでてやりたいことは何か、留学で多くの刺激、気づきを受けることで、
将来の目標を見つけるきっかけになり、英語以外の科目も含め、勉学に前向きになります。
現地校の在校生や多国籍の留学生たちから受ける刺激は計り知れないものがあります。
英語力向上、日本を知る、自分を知る、視野を広げる、これらが中高生で行く留学の意義です。
大学での留学は「専門分野を英語で学ぶ」ので、それなりの英語力保持者が前提です。
経験と自信を得た生徒は、帰国してから目標に向けてのエンジンパワーが高まります。
いまはAO入試・総合型選抜・学校推薦型選抜の制度を活用する入試が半数以上と言われています。
留学で得た豊かな経験と語学力を武器に、ワンランク上の志望大学に行かれる生徒さんが実際
に多くいらっしゃいます。
出願では、「中高生時代に何を経験して何を感じ、大学で何を学んでどんな人生にしたいか」の
エッセイを求められます。その裏付けとなる行動をするのは今です。
海外大学に進学を希望される方も増えてきていますので、海外大学進学につきましても是非ご相談ください。