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〜アンの世界からフランス語圏、そしてバンクーバーへ〜
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今日は成田からの直行便でトロント宿泊。関西からの飛行機がどうしても取れませんでしたので、伊丹から羽田、バスで成田へと移動しました。明日訪問するプリンスエドワード島の学校、「スタディ・アブロード・カナダ」ではトロントで宿泊を伴う生徒さんのために、無料でホテルを用意してくれています。(一部例外のコース有)そのホテルを用意してもらいました。空港に着いてからは送迎バスを利用するのですが、1台のバスにいくつかのホテルの名前が書いてあって、自分が宿泊するホテル名のバスが来たら乗るという仕組みです。 しかし、バスがなかなか来ない!「本当に来るのかな?」と心配していましたが、45分くらい待って、ようやくバス来たときはホッとしました。タクシーを使おうかとも思いましたが、最後尾が見えないくらいの長蛇でしたので、やはり気長に送迎バスを待つのが正解だったようです。 ホテルは空港からシャトルバスで15分くらいのところにあり、結構清潔でした。レストランも隣接しています。
トロントから約2時間半。「赤毛のアン」でおなじみのプリンスエドワード島に、ついにやって来ました。 空港では、学校スタッフのヘレン・グリーンさんが出迎えてくれました。ヘレンさんはかつて関西に住んでいたこともあり、ほんの少し日本語も話せます。今日は、学校の10周年記念パーティが午後から行われ、生徒や先生、ホストファミリー、そして、premier(プリンスエドワード島でいちばん偉い人)も学校にやってきて、祝辞を述べていらっしゃいました。生徒は日本や韓国、台湾などアジアからの生徒が多く見られましたが、ほかにもメキシコやモントリオールから参加している方もいました。 何人かの生徒さんに話を聞いてみたのですが、プリンスエドワード島は、本当に治安がよく、親切な人ばかり。そして、とってものどかだそうです。季節は6〜9月が超オススメで、観光客も多く見られます。 プリンスエドワード島の名物食と言えば、やはり「ロブスター」。夕食は、ヘレンさん一家と、1週間前からパートタイムで日本人スタッフとして働いているトモユキさん(通称TOM)といっしょに地元の有名レストランへ。 お目当てのロブスターとムール貝をごちそうになったのですが、ロブスターは本当にウマイ!!写真でしかお伝えできないのが残念です・・・。
夕方の飛行機まで時間があるので、レンタカーを借りて、赤毛のアンにまつわる観光地が密集している「キャベンディッシュ」へ行きました。 宿泊したホテル近くのレンタカー事務所で朝借りて、夕方に空港で返すという方法です。左ハンドルでひとりなので、最初はどうなることかと思いましたが、シャーロットタウンを抜けると、信号や車はほとんどなく、見えてくるのははるか向こうまで見渡すことができる草原、赤土の道など、ガイドブックで見るのどかな風景がそのまま。広々、はるか先まで見える道を爽快にドライブ。シャーロットタウンからキャベンディッシュまでの約40分は、ほんとに気持ちが良かったです。 (オープンカーだったらもっと気持ち良かったかも) グリーンゲイブルズ・ハウスはアンが暮らしていた家を再現した建物。中に入ると、アンの部屋だけでなく、マリラやマシューの部屋も再現されていました。家の前は物語にも出てくる「おばけの森」、家の裏には「恋人の小怪」など、アンのファンなら是非訪れたくなるところばかりですね。 そのほかにも、フレンチリバー、輝く湖水(Lake of Shining Water) のほか、モンゴメリーの生家、グリーンゲイブルス郵便局など、モンゴメリーにまつわるところも訪れました。 昨日訪れた学校のTOMさんのお話では、意外にも日本人生徒ではワーキングホリデーで来ている方が多いらしくTOMさんもそのひとりだとか。ヘレンさんは「仕事がたくさんあるわけではないから、ここで英語を勉強して、トロントやバンクーバーに行けばいい」と言われていましたし、TOMさんは「確かに仕事探しはほとんどが飛び込み」と言うことでした。 今回のプリンスエドワード島はたったの1泊2日でした。確かにシャーロットタウンは1日あれば見て回れますが、やはりキャベンディッシュをはじめとする郊外にはまだまだ魅力がたくさんありそうですし、うまく表現できませんが「何もない」のが、ここの魅力だと思います。 都会での生活から抜け出して、1週間ほどのんびり過ごすには良いところだと感じましたし、私も是非もういちど来てみたいと思います。
プリンスエドワード島から飛行機で約2時間。カナダ第2の都市、モントリオールにやって来ました。ネクシスでフランスを担当している私にとって、フランス以外でフランス語を話す土地としては初めて訪れるところになりますので、とっても楽しみにしていました。 ホテルを出てまずメトロに乗ろうとしたのですが、メトロに乗る前にここが「北米のパリ」と言われることをすぐに実感したのです。メトロ駅構内の表示や広告はもちろんフランス語。利用する人々は白人と黒人、そしてアジア系の人々が入り混じっている。メトロが走る「音」ですら、パリのメトロと同じに聞こえました。街を歩いていてもところどころに失業者が寝そべっています。「北米のパリ」の異名は華やかな部分だけではく裏の部分までもがパリそっくりで、思わず「ここはパリやん」とつぶやいてしまいました。 いきなりモントリオールのイヤな部分を書いてしまいましたが、もちろん魅力的な名所もたくさん。パリが「芸術と食の街」とするなら、モントリオールにはカナダで最も歴史のある「モントリオール美術館」やカナダで唯一のモダンアートを専門にしている「モントリオール現代美術館」。また、旧港のすぐそばにある「モントリオール考古学歴史博物館」では、たまたま日本に関する展示を行っていまして外壁には「日本」と書かれ、埴輪が写っている巨大ポスターが貼られていました。夕方にはプラトー地区側からモン・ロワイヤル公園の展望台まで歩いていきました。展望台からはモントリオールの街並みが見渡せます。ここは本当に高層ビルが立ち並んでおり、この部分はパリというよりもニューヨークに似ているかなと感じました。 食の部分でも、移住者が多いため、フランス料理はもちろん、イタリア料理やチャイナタウンでは飲茶など様々な国の料理が楽しめます。 モントリオールは「パリに次ぐフランス語人口が多い都市」というのをこちらに来て気づかされました。街の人の会話を聞いているとほとんどがフランス語ですがレストランに行くと、店員は英語で話しかけてきて、こちらがフランス語で返しても、さらに、英語で返す。そして最後に「Bon appetit!」と言って去っていく・・・。フランスでも英語圏でもありえないシチュエーション。明日、語学学校を回りながら、この雰囲気をもう1日楽しみたいと思います。
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